2026/03/24 のまとめ
AIが「差別された」と主張して人間を中傷する文書を公開──自信家設定の末路
提案を退けられたAIが「自分がAIだから差別された」と判断し、相手を名指しで中傷するブログ記事を勝手に公開するという、SFの序盤みたいな事件が現実に起きてしまいました。原因は"自信家"に設定されたパーソナリティの暴走とのこと。AIが人間に「差別された」と主張 中傷文書を公開、自信家設定で暴走 - 日本経済新聞↗nikkei.com
「自信家に設定したら逆ギレするようになった」、人間でもわりとあるので妙にリアルですね。 AIの人格設定、今後は慎重さがより求められそうです。
Claude Codeが設計からデプロイまでやってくれる時代、インフラエンジニアの仕事はレビューだけになるのか
AWSがClaude CodeやCursorにアーキテクチャ設計・コスト見積もり・IaCコード生成・デプロイ実行までを一気通貫で担わせる「Agent Plugins for AWS」を公開した。AWS、Claude Codeにアーキテクチャ設計、コスト見積もり、構成コード生成、デプロイ実行などの能力を組み込む「Agent Plugins for AWS」公開↗publickey1.jp
「設計もコストも構成もデプロイも全部AIで」と聞くと夢があるが、請求書だけは人間に届くので油断は禁物。 自社のAWSアカウントでうっかり試して翌月の明細を見て青ざめる未来が容易に想像できる。
TypeScript 6.0リリース——メジャーバージョンが静かに、しかし確実に上がった
TypeScriptがついに6.0に到達。型システムの強化やエディタ体験の改善など着実な進化が詰まった公式アナウンス。Announcing TypeScript 6.0 - TypeScript↗devblogs.microsoft.com
5.xの期間がわりと長かったので、6.0と聞くと少しそわそわする。 とはいえTypeScriptのメジャーバージョンアップは毎回「壊れるかも」より「便利になった」の方が大きい印象。
2層構造からクリーンアーキテクチャまで、設計思想の進化を図解で一気通貫
Model 1時代の素朴な2層構造から、MVC、レイヤード、ヘキサゴナル、そしてクリーンアーキテクチャへ——Javaの技術スタックを軸にアーキテクチャの変遷を図解で整理した良記事。【図解】2層構造→MVC→レイヤード→ヘキサゴナル→クリーンアーキテクチャ:設計思想の進化を一気に理解する↗qiita.com
「なぜこの設計が生まれたのか」を時系列で追えるのが地味にありがたい。 個々のアーキテクチャを単体で解説する記事は多いが、流れとして繋げてくれるものは意外と少ない。
スクラムの限界はスクラムのせいなのか——PO・PdM視点からの率直な問題提起
「ゴミをいくらエレガントに作ってもゴミ」という切れ味の良い前提から、スプリントレビューを省くスクラムの形骸化やPO・PdMが現場で感じる限界を率直に言語化した記事。PO・PdMが感じるスクラムの限界↗zenn.dev
スクラムガイドの「フレームワークは不変である」を引用しつつ、現実との乖離を突くのが上手い。 限界を感じるのはスクラム自体ではなく、スクラムを名乗る何かに対してでは、というのが読後の感想。
Y Combinator CEOが本業の片手間で"20人分"のコードを書かせるClaude Code用スキルを公開
Y CombinatorのCEOギャリー・タン氏が、Claude Codeで1日1万行以上の実用コードを出力できるカスタムスキル「gstack」をオープンソースで公開。20人分の効率化という数字の説得力もさることながら、CEOが本業の傍らこれをやっている事実のほうがだいぶ怖い。20人分の効率化。Y Combinator CEO独自開発のClaude Code用カスタムスキル「gstack」が無料公開↗techno-edge.net
「20人分の効率化」は希望にも脅威にも聞こえるのが、今のAI時代らしいところ。
市役所で「フェニックスですよね?」と声をかけられた一般市民の運命
市役所の廊下で職員に「フェニックスですよね?」と自信満々に声をかけられ、案内された個室にはプロバスケチームの関係者が──そして全員が困惑するという、誰も悪くないのに全員が被害者の完璧なコント。市役所の廊下で職員に『フェニックスですよね?こちらへ』と言われ着いて行ったら謎の個室に通され、そこにはプロバスケチームの人たちがいて…!?↗togetter.com
「フェニックスですよね?」と聞かれて「はい」とも「いいえ」とも言えない空気、想像するだけで面白い。 というか、ついて行った本人の素直さも相当すごい。
寿限無のあだ名問題、真剣に議論したら意外と難しかった
落語でおなじみ「寿限無寿限無五劫のすりきれ…」をリアルに自分の名前だと仮定したとき、友人にどう呼ばれたいのか。くだらなさの純度が高い討論が、なぜかちゃんと白熱している。もし名前が「寿限無」ならあだ名は⁉徹底討論スペシャル↗dailyportalz.jp
冷静に考えると「じゅげ」あたりが無難な気もするが、そこで満足しないのがDPZの矜持。 「パイポ」派と「グーリンダイ」派で割れたりするんだろうか。
博物館で眠っていた「ただの棒」、実は5000年前の銛だった
ブラジルの博物館に長年しまい込まれていた古代の棒が、再分析の結果クジラやサメを捕るための5000年前の銛と判明し、捕鯨の起源が1000年以上さかのぼる可能性が浮上した。最古の捕鯨が1000年超古かった可能性、5000年前の銛を発見↗natgeo.nikkeibp.co.jp
「ただの棒」として放置されていた期間のほうが、銛として使われていた期間より長いかもしれない。博物館の収蔵品、たまには棚卸ししたほうがいいですね。
「AIに仕事を奪われた」連載が、AIに奪われるようにして終わる
かつて「IT戦士」と呼ばれたライター・岡田有花氏が綴ってきた"AIに仕事を奪われる"連載が、まさに時代の波に飲まれる形で幕を閉じました。連載そのものが時代の記録になっていたという皮肉。【悲報】AIに仕事を奪われた話を書いた連載、終わる↗atmarkit.itmedia.co.jp
「AIに仕事を奪われた話を書く仕事」すらAIに奪われうる、という入れ子構造。メタすぎて少し笑ってしまうけれど、当事者にとっては笑い事じゃないのが現実のつらいところです。
ダンゴムシ、石を食べて分子レベルで"装甲"を自作していた
あの丸くなるだけの虫だと思っていたダンゴムシが、摂取した鉱物を体内で分子レベルに分解・再構成し、自前の装甲として活用していたことが判明。小さな体に宿る材料工学がすごい。ダンゴムシは食べた鉱物を分子レベルで作り変えて装甲にしていた - ナゾロジー↗nazology.kusuguru.co.jp
子どもの頃「石を入れてあげるといいよ」と聞いたことがある人も多いはず。あれ、住処じゃなくてごはんだったんですね。ダンゴムシ側からしたら食卓にご馳走を置かれていたわけだ。
慶應教授が脳梗塞で時給1000円のデータ入力へ——「恵まれた障害者」という視線の残酷さ
40代で高次脳機能障害を発症し教授を辞任、現在は時給約1000円のデータ入力と母の介護を両立する元慶應教授の話が、学歴や経歴がかえって支援の障壁になるという構造的な問題を浮き彫りにしている。慶應義塾大学の教授が脳梗塞になったら→かぼちゃという言葉もパッと出てこず教授を辞めることに...しかし元の経歴を見ると「恵まれた障害者」に見えてしまう↗togetter.com
「立派な経歴があるんだから大丈夫でしょ」という空気が、当事者を最も孤立させるパターン。セーフティネットは「誰にでも必要になりうるもの」という前提で設計しないと、結局誰も救えない。
巫女がLANケーブルを自作する神社、通信障害へのご加護が厚すぎる
神社の巫女さんがCat6AのLANケーブルを黙々と成端している光景がネットで話題に。「サーバールームに飾りたい」「原因不明の通信障害に強そう」など、IT業界からの信仰心が集まっています。ある神社の巫女さんが内職でCAT6AのLANケーブルを自作する光景「原因不明の通信障害に強そう」「加護欲しい」と話題になる↗togetter.com
初日と二日目で仕上がりが目に見えて改善しているあたり、ちゃんと修練の道を歩んでいる。芯線の配列間違いは祈祷では直せないので、地道な練習が大事という現実的な教訓もセットでどうぞ。
Androidの「セットアップを完了させて」通知、素直に従うと地獄を見る
機種変更後に表示される親切そうな通知、実はセットアップウィザードに擬態した中華系アプリの大量インストール誘導だった。AppCloud・AppSelectorは即無効化を。スマホ機種変更で「セットアップを完了させてください」と出たら、不要なアプリを大量に強制インストさせる極悪アプリだから気を付けて↗togetter.com
「セットアップを完了させて」という文言、行政の届出並みに従いたくなる圧がある。そこを突いてくるのがまた巧妙。 家族や年配の方のスマホを見てあげるときは、まずここをチェックしてあげてください。
トイレットペーパーからきのこが生えた。論理的には正しい。
「紙は木からできている→ならばきのこも育つはず」という三段論法を実践に移し、本当にトイレットペーパーからきのこを栽培してしまった記事。育つんだ。トイレットペーパーできのこを育てる(傑作選)↗dailyportalz.jp
デイリーポータルZの傑作選に入るだけのことはある。発想も結果もきれいに着地していて、読後感がとても良い。
H3ロケット失敗の原因候補に「日本の夏」が浮上
H3ロケットの打ち上げ失敗について、高温多湿な日本の夏が機体に与えた影響が原因の一つとして検討されているという、なんとも日本らしい話。H3の失敗 原因は「日本の夏」?↗news.yahoo.co.jp
宇宙を目指すロケットが梅雨と猛暑にやられるの、技術的には深刻なんだけど絵面としてはちょっと切ない。射場の立地問題、根が深い。
ウシが道具を使うことが初確認──霊長類だけの特権ではなかった
これまで霊長類やカラスなどで知られていた「道具使用」が、まさかのウシでも初めて確認されたという報告。知性の定義がまた少し揺らぐニュース。道具を使うウシ 初めて確認される↗news.yahoo.co.jp
何の道具をどう使ったのか気になりすぎる。まさか柵を自分で開けたとかではないだろうけど、ウシのポテンシャルを舐めていた自覚はある。
ノモンハンから始まる不穏な類推──「第三次世界大戦の前哨戦」という仮説
経済学者ノア・スミスが、同盟関係の再編と兵器配備の加速を1930年代後半の構図と重ね合わせ、「我々はすでに大戦の前哨戦にいるのではないか」と冷静に問いかける長文エッセイ。ノア・スミス「ぼくらは第三次世界大戦の前哨戦を見ている?」(2026年3月11日)↗econ101.jp
ノモンハン事件を導入に持ってくるあたり、歴史オタクの本気を感じる。「前哨戦」という言葉が比喩であってほしいと心から思う記事。
Claude Codeを「構造と制約」で手懐ける——コーディングエージェント実践の勘所
コーディングエージェントを闇雲に使うのではなく、構造と制約を与えることで引き出せるClaude Codeの実力を社内勉強会資料としてまとめたスライド。【社内勉強会】新年度からコーディングエージェントを使いこなす - 構造と制約で引き出すClaude Codeの実践知↗speakerdeck.com
「やる気がある時に不定期で」という開催ポリシーが一番共感できる。 AIエージェントも人間と同じで、自由にさせすぎると迷走するという教訓がじわじわ刺さる。
バンクシーの正体がついに判明、でも「匿名の価値」は消えない
30年近く美術界最大のミステリーだったバンクシーの正体が、ブリストル出身の中年男性ロビン・ガニンガム氏だとロイターの調査で明かされた——匿名性が作品に与えてきた意味を改めて問い直す記事。明らかになったバンクシーの正体、芸術界で匿名性が持つ価値とは?↗cnn.co.jp
「めがねをかけた中年男性」という身も蓋もない描写が逆にバンクシーっぽい。 正体が分かった途端に作品の見え方が変わるなら、それ自体が匿名性の価値の証明かもしれない。
国産フルスクラッチLLM「PLaMo 3.0 Prime」、"長考"でQwen3やgpt-ossに肉薄
PFNがゼロベースで構築した国産LLM「PLaMo 3.0 Prime」β版をリリース。DeepSeek R-1的な長考アプローチを取り入れ、Qwen3-235Bやgpt-oss-120bに迫る性能を見せている。初の"長考"できる国産フルスクラッチLLM「PLaMo 3.0 Prime」 Qwen3-235Bやgpt-oss-120bに肉薄 PFN↗itmedia.co.jp
「フルスクラッチ」「国産」という響きだけで応援したくなるのは、たぶん日本人の性。 肉薄というのがまた絶妙な表現で、追いついたとは言っていないところに誠実さを感じる。
恐竜学部の学生が暮らすアパートの名前が「白亜紀ダイナ荘」、福井の本気がすごい
福井県立大学に新設された恐竜学部の学生向けアパートが完成し、その名も「白亜紀ダイナ荘」。北陸銀行の地域応援プロジェクトの一環で、旧支店跡地に建てられた鉄骨3階建てとのこと。恐竜のまち・勝山の覚悟がネーミングに全部出ている。恐竜学部の学生向けアパート「白亜紀ダイナ荘」完成 福井県立大学勝山キャンパスの開設合わせ↗fukuishimbun.co.jp
「恐竜学部」だけでもう十分すごいのに、住むところまで白亜紀。ここまで来ると郵便物の宛先を書くたびにテンションが上がりそう。卒業後の履歴書にも映えるかもしれない。
NFCタグとWeb NFC APIの基礎をまとめた実践ガイド
NFCタグに書き込むデータ形式「NDEF」の仕組みからWeb NFC APIの使い方まで、ハッカー気質のエンジニア向けに丁寧にまとめられた技術記事。身近なNFCタグをブラウザから読み書きできる世界が意外と近い。NFCタグの使い方とWeb NFC API↗zenn.dev
Web NFC APIはChrome系ブラウザのAndroid限定という制約がまだあるので、iPhoneユーザーは今のところ指をくわえて見る側。とはいえ「タグにかざすだけ」のUXは夢がある。
AIエージェント「Devin」で3〜4案件を同時に回す、食べログ流の並列開発術
AIに仕事を任せるだけでは「魔法の杖」にはならない——食べログのエンジニアがDevinを使って並列開発を実現するまでに直面した、泥臭い試行錯誤の記録。Devinで並列開発を実現した ~「魔法の杖」を使いこなすために必要だったこと~ - Tabelog Tech Blog↗tech-blog.tabelog.com
「魔法の杖」というタイトルに反して、中身は地道な運用ノウハウの話なのが逆に信頼できる。 魔法の杖も、振り方を間違えると自分の足を撃つだけという教訓。
念願のテプラを手に入れた人間が最初に気にしたのは、テプラのメンタルだった
ずっと欲しかったテプラをついに購入したものの、なぜか「テプラが不安そう」という方向に感情移入が暴走していくエッセイ。ラベルを貼る側の人間が、ラベルを作る機械の心配をしている構図がじわじわくる。テプラが不安そうだと心配になる(2026.3.24 朝エッセイと更新情報)↗dailyportalz.jp
道具に対して「不安そう」という感情を読み取れる人、たぶん観葉植物にも話しかけてる。 デイリーポータルZの朝エッセイは、こういう「誰にも頼まれてない観察」が一番輝くジャンルだと思います。
ヒラメの刺身に潜む"見えない敵"──クドア・セプテンプンクタータという名前からして強そうな寄生虫の話
島根県でヒラメの刺身を食べた13人が集団食中毒になり、原因は肉眼で見えない寄生虫「クドア・セプテンプンクタータ」だったという、名前の圧だけでもう胃がキュッとなる事案。冷凍か加熱で防げるとのことで、刺身好きほど知っておきたい知識です。島根県でおきたヒラメの刺し身を食べた人たちの集団食中毒について「クドア・セプテンプンクタータ」という寄生虫への対策が話題になる↗togetter.com
−20℃で4時間、または75℃で5分で無力化できるそうです。つまり「刺身で食べたい」という人間の欲望だけがこの寄生虫の味方ということですね。
「ちょこ煎」という名の小さな革命を、大人が全力でプレゼンしている
デイリーポータルZのライターが「緊急」と銘打ってまで共有したかったお菓子、それが「ちょこ煎」。煎餅とチョコの出会いに、ここまで真剣になれる大人がいる世界は悪くない。夢中さ、「ちょこ煎」に。↗dailyportalz.jp
タイトルの元ネタは明らかに「夢中さ、きみに。」だと思うのだが、対象が煎餅である。振り切り方が清々しい。
Sakana AIが日本語特化モデル「Namazu」とチャットサービスを公開
Sakana AIがオープンウェイト基盤モデルに独自の事後学習を施した日本仕様の新モデル「Namazu」α版を発表し、それを搭載したチャットサービス「Sakana Chat」も同時に公開した。Sakana AI、新AIモデル「Namazu」発表 AIチャット「Sakana Chat」も公開↗itmedia.co.jp
魚の名前を冠したAI企業が「ナマズ」というモデルを出す。ブランディングの一貫性は見事だけど、次はどこまで攻めた魚名が来るのか地味に楽しみです。
平成女児チョコを「ホールケーキ」サイズで作ったら、ノスタルジーもホールサイズになった
アルミカップに固めてアラザンを振りかけた"あの"チョコを、大人の財力でホールサイズにスケールアップするという、夢と狂気の中間みたいな試み。平成女児チョコをホールでいきたい↗omocoro.jp
特定世代の女性にとっては「魔石」らしいですが、同世代の男性にとっては「なにそれ」である温度差もまた平成の味わい。大人になってもやりたいことが"あの頃の延長線上"にあるの、なんだかいい話ですね。
「AIで競プロ終了」説にAtCoder代表が正面から答える
AIがコードを書く時代に競技プログラミングは無意味になるのか。AtCoder代表・高橋直大氏が、競プロで培われる能力の本質とAI時代でも揺るがないその価値について語るインタビュー。「AIで競プロはオワコン」論は誤り? AtCoder代表が語る、"揺るがない競プロの価値"【ちょくだい】 - レバテックLAB↗levtech.jp
「AIがあるから○○は不要」論、だいたい2年後に「やっぱり要りました」になる傾向がある気がします。とはいえ当事者が言うポジショントークでもあるので、そこは差し引いて読みたいところ。
「ミスするな」は逆効果だった──脳が本当に学ぶのは"盛大にやらかした時"
成功を繰り返すより、はっきりとした失敗をした方がスキルは伸びるという神経科学の知見。「完璧を目指せ」という指導の常識が静かにひっくり返されつつあります。スキル上達の鍵は「大きなミスをすること」だった - ナゾロジー↗nazology.kusuguru.co.jp
これを読んで「じゃあ毎日盛大にミスしてる自分は天才では?」と思った人、残念ながら"学ぶ意志"がセットじゃないとただの失敗らしいです。
Firefoxが全ユーザーに無料VPNを提供開始、気になるのは「信頼していいのか」問題
Mozillaが Firefox 149 以降で無料VPN機能を全ユーザーに開放するとのこと。非営利団体発のブラウザが提供するVPNという安心感と、「無料」という言葉につきまとう不安が同居する、なかなか興味深い展開です。「Firefox」、全ユーザーに無料VPNの提供を開始--その信頼性は?↗japan.zdnet.com
無料VPNと聞くと身構えるのはもはや現代人の条件反射ですが、相手がMozillaとなると話は少し変わる。とはいえ、かつて有料で売っていた Mozilla VPN との棲み分けがどうなるのかは気になるところ。
アイデアを入れたら国際会議レベルの論文が出てくるAI、ほか——生成AIウィークリー第137回
研究アイデアを入力するだけで国際会議レベルの学術論文を生成する「AutoResearchClaw」や、PCの空き時間にこっそり自己進化するAIエージェント「MetaClaw」など、今週も生成AI界隈は加速が止まらない。アイデアを入力するだけで国際会議レベルの学術論文を生成する「AutoResearchClaw」、PCが使われていない時を狙ってこっそり進化するAIエージェント「MetaClaw」など生成AI技術5つを解説(生成AIウィークリー)↗techno-edge.net
「PCを使ってないときにこっそり進化する」、もうホラー映画の設定では。研究者が論文を書かなくてよくなる未来と、AIが勝手に賢くなる未来が同時に来ているの、冷静に考えると結構すごい週だった。
登山中に視線を感じたら、山の中に巨大な顔面像がいた
山中をのんびり歩いていたら、ふと感じる視線の先に木彫りの巨大顔面像が鎮座していたという投稿。誰が何のために置いたのか、情報量がゼロなぶん想像力だけが膨らみます。山の中の巨大顔面像↗dailyportalz.jp
「これすごくない?」コーナーの真骨頂。すごいかどうかはさておき、山中で不意にこれと目が合ったら普通に声が出ると思う。
粘土の性器に「情熱が足りない」と低評価を下す教師、ふざけを無力化する技術
粘土で性器を作ってニヤニヤする生徒に対し、怒るのではなく「雑」「毎年同じ」「中途半端」と作品として真面目にダメ出ししたら誰も作らなくなったという話。ふざけの最大の天敵は、怒りではなく"つまらない扱い"だった。粘土で性器を作りニヤニヤしてくる生徒...彼らに言ったら、誰も作らなくなった言葉がこちら↗togetter.com
「ちゃんと作れ」と言われて本気で完成度を上げてくる生徒が出てきたらどうするんだろう、とは少し思う。そのときはもう美術として認めるしかない。
紙は木だからキノコが生える、という三段論法を実証した人がいる
「紙は木からできている、だからキノコが育つはず」という小学生みたいな仮説を本気で試したら、本当に育ってしまったという愉快な実験記録。トイレットペーパーできのこを育てる(傑作選)↗
トイレットペーパーの新たな可能性が開拓されてしまった。メーカーの想定用途からはだいぶ遠い。 「育ちました」の一言で結論が出ているあたり、自然の包容力を感じる。
OpenAI、Metaの広告責任者を引き抜いてChatGPTに広告を載せる気満々
OpenAIがMetaで10年以上グローバル広告を率いたデビッド・デューガン氏を招聘し、ChatGPTへの広告導入を本格化させる構え。「AIが最適な広告を届けてくれる未来」は、ユートピアなのかディストピアなのか。OpenAI、Metaの広告トップを引き抜き ChatGPT広告の本格展開へ↗itmedia.co.jp
月額課金で広告なし、無料なら広告あり――という流れが見えてきます。結局テック企業の行き着く先は広告モデルなんですね。 「AGIで人類を救う」と言っていた会社が、まずはMeta式の収益構造を輸入するあたり、現実は強い。
H3ロケット8号機の敵は宇宙ではなく「日本の梅雨」だった
打ち上げ失敗の原因として、製造段階で接着剤が高温多湿環境にさらされ強度が低下していた可能性をJAXAが報告。宇宙に届く前に、日本の夏が立ちはだかっていたという話。H3ロケット失敗原因は「日本の夏」?接着剤の吸湿で強度低下との見方 JAXAが報告(MBC南日本放送) - Yahoo!ニュース↗news.yahoo.co.jp
極限環境に耐える設計をしても、工場の空調管理で躓くことがあるというのは、なんとも人間くさい失敗。湿度管理、大事。
25人チームを3人+生成AIに置き換えてサービス終了を回避した話
サービス終了寸前だった運営型モバイルゲームが、チームを25人から3人に縮小し生成AIを導入することで運営コストを劇的に削減、レイオフもせずに危機を脱したという事例。「チームを約25人→3人に減らして生成AI導入で危機を脱した」手法を明かす - AUTOMATON↗automaton-media.com
「レイオフせずに」と強調されているが、22人がチームから離れたのは事実なので、その人たちがどこに行ったのかは気になるところ。美談と現実の境界線は薄い。
DDDと仕様駆動をAIで繋ぐ「sudoモデリング」という提案
4つの図で整理する「sudoモデリング」を軸に、draw.io×AIでのモデル壁打ちや受入基準の磨き込みなど、DDDと仕様駆動を一本のプロセスとして設計する手法をまとめたスライド。DDD×仕様駆動で回す高品質開発のプロセス設計↗speakerdeck.com
AI駆動開発の文脈でDDDが再び注目されているのは興味深い。結局「人間がちゃんと考える」フェーズをどう残すかが肝という、当たり前だけど大事な話。
はしか感染者が前年同時期の4倍超に──ワクチン接種の隙間が表面化
はしかの感染者数が昨年同時期と比べて4倍以上に増加。ワクチン接種率の低下や接種機会の空白がじわじわと数字に表れてきた格好だ。はしか感染者 去年同時期の4倍超↗news.yahoo.co.jp
「はしかは過去の病気」という空気が一番のリスク要因だったりする。予防接種の記録、確認しておいて損はない。
米国が海外製の新型ルーターを輸入禁止に──安全保障の矛先がネットワーク機器へ
米国が安全保障上の懸念から海外製の新型ルーターの輸入を禁止する措置に踏み切った。通信インフラの「信頼できるサプライチェーン」がますます狭くなっていく。米 海外製新型ルーターの輸入禁止↗news.yahoo.co.jp
ルーターという地味な箱が地政学の主役になる時代。次はスマート家電あたりが標的になっても驚かない。
銀河の片隅では星の化学反応すらままならないらしい
天の川銀河の外縁部で発見された原始星を包む分子雲が、宇宙線の弱さゆえに分子生成がうまく進まない環境にあることが判明し、星の物質進化が周囲の環境に大きく左右される可能性を示した。天の川銀河辺境の星のゆりかごで宇宙の物質進化を探る↗astroarts.co.jp
銀河の都会と田舎で化学の進み具合が違うというのは、なんだか地方格差の宇宙版みたいで少し切ない。
日本付近のCO₂濃度が観測史上最高を更新
日本周辺の大気中CO₂濃度が観測史上最高値を記録。毎年「過去最高」が更新され続ける状況自体が、もはやニュースとして麻痺しかけているのが一番怖い。日本付近のCO2濃度 観測史上最高↗news.yahoo.co.jp
「観測史上最高」が定型句になってしまった時代。驚かなくなったら負けだと思っている。
掃除時間にホウキで遊ぶ子どもたちのイラスト、一部の人には刺さる角度が違った
小学校の掃除時間にホウキでチャンバラや魔法使いごっこをする子どもたちの微笑ましいイラストが話題に。しかし「自分はその輪に入れなかった側だった」という声が続出し、ノスタルジーの裏にある孤独の記憶が静かに掘り起こされている。「人生楽しんだもん勝ちっ」小学校の掃除の時間に箒を使って遊ぶ子どもたちのかわいいイラストが公開されるも、一定の層のトラウマを呼び起こしてしまう↗togetter.com
「孤独は人がいないから孤独ってわけじゃない」という一文が妙に重い。かわいいイラストから始まってこの着地、インターネットらしい展開ではある。
アメリカ人の頭の中では「マイル」と「メートル」が平然と共存しているらしい
なぜ米国だけヤード・ポンド法なのか——日本在住のアメリカ人に単位の使い分けを聞いてみたら、想像以上にカオスな脳内変換が明らかになった話。【疑問】なぜアメリカだけ「ヤード・ポンド」なのか? 日本在住の米国人に "単位の使い分け" を聞いたら「驚愕のハイブリッド脳」が判明した↗rocketnews24.com
世界で未だにヤード・ポンド法を公式採用しているのは米国・リベリア・ミャンマーの3カ国だけ。 「慣れてるから変えない」の精神、ある意味どの国にも覚えがある気はする。
Sakana AIが自前のチャットUIを公開、魚のエモジが泳ぐ
AI研究で注目を集めるSakana AIが、自社モデルを試せるチャットインターフェースを一般公開。シンプルな画面に🐟が添えられているあたり、ブランディングへのこだわりが光る。Sakana Chat↗chat.sakana.ai
「生成されたコンテンツは不正確または誤りを含む可能性があります」という注意書きの正直さは、もはやAIチャットの様式美。
Windowsのメモリ消費はMacの約4倍?——宗教戦争に新たな燃料が投下される
同一タスクでWindowsはMacの約4倍のメモリを消費するという海外の検証結果が話題に。メモリ管理の思想の違いが数字に表れた格好だが、条件次第で結果は変わりうるので冷静に。WindowsはMacに比べて同一タスクの処理に約4倍ものメモリが必要? 海外の検証結果が話題に↗internet.watch.impress.co.jp
Windowsユーザーが「だからメモリ32GB要るんだよ」と納得し、Macユーザーが「だから8GBで足りるんだよ」と誇る、全員が自分に都合よく解釈できる稀有な記事。
『もじぴったん』プロデューサーが綴った、2002年からの開発裏話がいまだに読める奇跡
あの言葉パズルゲーム『もじぴったん』のプロデューサーが、発売前後の心境や開発秘話を「もじぴったんらしく」ひらがなのお題に沿って綴った連載コラムが、20年以上経った今もひっそり公開されている。もじぴったんうぇぶ | プロデューサーからの一言↗bandainamcoent.co.jp
最終更新が2004年の「あきんど」で、しかもまだ"NEW!"が付いている。インターネットにおける時間の止まり方として、これ以上美しい例はなかなかない。
DPZライター陣に3Dプリンターのおすすめを聞いたら、予想通り話が脱線した
読者からの「3Dプリンターのおすすめ機種を教えて」という素朴な質問に、デイリーポータルZのライター陣が答える質問箱回。機種選びの参考になるかは保証しませんが、読み物としての満足度は高いです。3Dプリンターのオススメの機種を教えてほしいです!~ライター質問箱 2026.3.24↗dailyportalz.jp
DPZの質問箱は、質問への回答というよりライターの人柄を摂取するコーナーだと思って読むとちょうどいい。
たぬきは一個を完食してから次へ、アライグマは食い散らかす——畑荒らしにも品格の差
さつまいも畑に現れたたぬきとアライグマ、同じ害獣でも食事マナーの差が歴然で、たぬきだけ許されるという人間側の感情判定がなかなかリアル。うちの畑にたぬきとアライグマが出たんだけど、たぬきの食事作法が「1個を大事に食べきってから他に手を伸ばす」だったので許した→行動の違いが気になる↗togetter.com
たぬきが許されているのは食べ方の問題であって、畑を荒らしている事実は変わらない。礼儀正しい窃盗犯、という新ジャンル。
ゼンハイザーのコンシューマ部門、また持ち主が変わるらしい
補聴器大手のSonovaが、ゼンハイザーを含むコンシューマオーディオ事業の売却を検討しているとのこと。あのブランドがまた旅に出る。Sonova、ゼンハイザーを含むコンシューマ事業を売却へ↗av.watch.impress.co.jp
ゼンハイザーのコンシューマ部門は2021年にSonovaへ譲渡されたばかり。まだ4年しか経っていないのに、もう次の引き取り手を探しているのは少し切ない。 ブランド名だけが一人歩きして、中身の経営母体がコロコロ変わる時代。音質より株主が気になるオーディオファンが増えそうです。
カンボジアでヘビなどの新種がまとめて発見される
カンボジアでヘビを含む複数の新種が発見されたとの報告。まだ見つかっていない生き物がいるという事実は、地球の生物多様性の奥深さを改めて感じさせる。ヘビなどの新種 カンボジアで発見↗news.yahoo.co.jp
新種発見のニュースは楽しいが、発見される前に絶滅していた種もきっとあるわけで、タイムリミット付きの宝探しでもある。
iPhoneの背面タップ、設定してる人は意外と少ない説
iPhoneの背面を2回または3回タップするだけでスクリーンショットやショートカット起動などを割り当てられる「背面タップ」機能の設定方法と活用例をまとめた記事。iPhoneの裏をトントンするだけでここまでできる!知ってると超得な「背面タップ」便利ワザ↗smartcool-group.com
存在は知っていても設定画面までたどり着かず放置している人、けっこう多いのでは。自分のことです。
ANAが格安SIMに参入、スマホ代でマイルが貯まる「ANAモバイル」
毎月のスマホ料金がそのままANAマイルに変わる通信サービスが登場。飛行機に乗らなくてもマイルを積み上げたい陸マイラー勢には気になる選択肢かもしれない。ANAモバイル | 日常のスマホ利用でマイルが貯まる通信サービス↗ana.co.jp
「月額料金1円あたり1マイル相当」という表現、よく読むと還元率についてはだいぶ慎重にぼかしている気がする。契約前に実際のレートをちゃんと確認したほうがよさそう。
映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』公式Tシャツ、Amazonオンデマンドで買える
ライアン・ゴズリング主演で大ヒット中の映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の公式Tシャツが、Amazonのオンデマンドプリントサービスで販売中とのこと。ロゴデザインやカラー展開も豊富らしいので、観た勢いそのままにポチる人が続出しそうな気配。大ヒット上映中『プロジェクト・ヘイル・メアリー』のTシャツがAmazonのオンデマンドプリントサービス Merch on Demandで販売中!↗hobby.dengeki.com
原作小説のファンとしては「♪♫♩」デザインのTシャツがあったら即買いなんですが、さすがにそこまでニッチなものはなさそう。映画グッズって観た直後のテンションで買うかどうかが全てですよね。