PS5が4月2日から1万8000円値上げ——通常版は約10万円の時代へ
ソニーがPS5およびPS5 Proの希望小売価格を4月2日から1万8000円引き上げると発表。PS5通常版は9万7980円となり、ついにゲーム機が10万円に迫る。
PS1が3万9800円だった時代を知る人間としては、隔世の感がある。もはや「ゲーム機」というより「据え置きエンタメ端末」の価格帯。
『Slay the Spire』が切り拓いたジャンルの9年間を、続編の登場とともに振り返る
デッキ構築型ローグライクというジャンルの始祖『Slay the Spire』が生んだ無数のフォロワーたちの系譜を丁寧にたどり、続編『Slay the Spire 2』の登場が持つ意味を考察する読み応えのある一本。ジャンルの「親子関係」が見えてくる。
一つのインディーゲームがジャンルそのものになる現象、音楽でいう「ローグライクはもはやジャンル名」問題にも通じる。 9年待たせて続編を出す勇気、そしてそれをナーフから語り始める筆者の度胸。
話題のターミナル「Ghostty」は何がすごいのか——技術的な深掘りスライド
Zig製の新世代ターミナルエミュレータGhosttyの内部設計を技術的に深掘りしたスライド。なぜ速いのか、なぜ注目されるのかが構造から理解できる。
ターミナルという枯れた分野で新しいものが出てくるたびに乗り換えを検討してしまう、エンジニアの宿命。
TVアニメ版『攻殻機動隊』2026年7月放送、PV第2弾で輪郭が見えてきた
士郎正宗の原作に立ち返る新作TVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』のPV第2弾が公開。草薙素子と攻殻機動隊の物語が、また新たな映像で描かれる。
攻殻は映像化されるたびに解釈が変わるので、もはや「どの攻殻が好きか」で世代と思想が分かる踏み絵のような作品になっている。今度はどんな素子に出会えるか。
「TOEICにログインできない、まさか入学できてない?笑」→ 本当に入学できていなかった青年の記録
大学のTOEICにログインできず冗談半分でポストしたら、本当に書類不備で入学できていなかったという悲劇の実話。切り替えて浪人を決意する姿がまぶしい。
「ネタのつもりだった」が現実に追いつかれる瞬間、人はこういう顔をするのだろう。笑い事じゃないのに笑ってしまう、人間の業を感じる一件。
AIエージェント時代のエンジニアは何を設計するのか——「ハーネスエンジニアリング」という考え方
AIエージェントが自律的に動ける開発環境をどう設計するか、OpenAI・Anthropic・Stripeの実践を横串で整理した読み応えのある記事。エンジニアの役割が「コードを書く人」から「AIが走れるレールを敷く人」へ変わっていく構造がよくわかる。
「ハーネス」という比喩が絶妙で、馬具から転じて制御と自由のバランスを設計するニュアンスがよく出ている。
10年分のテーブルを自然言語で横断検索——社内DB民主化のMCPサーバー構築記
全テーブルを把握している人が社内に誰もいない、という切実な出発点から、自然言語で全DBを横断検索できるMCPサーバーを構築した話。CS問い合わせ対応の泥臭いペインがリアルに伝わる。
「全テーブルを把握している人は誰もいない」、これを堂々と書けるのが本当の透明性だと思う。たいていの会社は薄々気づいているけど言わないだけ。
「自分だけのLLM」を1日で作るハンズオン——データ合成からローカル推論まで
合成データの生成、Unslothでの学習、GGUF変換、LM Studioでの推論までを一気通貫で解説した実践ガイド。今回の題材は小説生成モデルで、手を動かしながら全体像がつかめる構成になっている。
「一日でできる」は休日を丸一日捧げるという意味であって、昼休みにちょっと、ではない点にご注意ください。
10年ぶりの『カルドセプト』新作——「ビギンズ」のルールと調整をプレイレポで確認
デジタルボードゲームの名作『カルドセプト』シリーズ、10年の沈黙を破る新作「ビギンズ」のプレイレポート。基本ルールの解説から調整要素まで、初見の人にもわかる丁寧な構成。
カルドセプトを知らない人に一言で説明すると「モノポリー+カードバトル」。知ってる人に言わせると「人生を溶かすゲーム」。10年ぶりということは、10年分の人生が戻ってきたばかりの人もいるはず。
「あなたは専門家です」と書くほどAIの回答精度が下がるという皮肉な研究結果
LLMに「あなたは○○の専門家です」と役割を与えると、トーンは立派になるが知識の正確性はむしろ低下するという研究が報告された。見た目の説得力と中身の正しさは別物らしい。
「専門家のフリをすると自信満々にデタラメを言い始める」、それはもうAIというより人間社会の縮図では。 プロンプトガイド本が何冊か燃えそうな話題。
「CSVをExcelで開いていいんですか?」——その一言が合格ライン
Excel技能試験で渡されたファイルがCSV。何も考えずに開く人と「これExcelで開いていいんですか?」と聞ける人の間には、実務経験という名の深い溝がある。
先頭ゼロが消える、日付に勝手に変換される、文字化けする……CSVをExcelで直接開いた人間だけが知る地獄のフルコース。一度痛い目を見ないと身につかない知識の代表格かもしれない。
同人誌オンリーからコロコロ連載へ。その道のりが想像以上にハードだった
商業経験ゼロ、同人活動のみだった作者がコロコロコミックで連載を勝ち取るまでの過程を全6回で振り返るまとめ。絵柄の刷新、デフォルメの習得、体型表現の変化など、努力と成長の記録が生々しい。
同人の絵柄をコロコロ向けに急速に変えていく過程がすごい。「好きな絵」と「求められる絵」の間で折り合いをつけるのは、創作者にとって最も難しい作業のひとつだと思う。
Linuxカーネル保守の重鎮「AIによるバグ報告、もはやゴミじゃない」
かつてAI生成のバグレポートを「スロップ(ゴミ)」と切り捨てていたGreg Kroah-Hartman氏が、最近の品質向上を認めるインタビュー。変曲点がどこだったかは本人にも分からないらしい。
「なぜ良くなったか分からないが、良くなった」という正直さが逆に信頼できる。AIの進歩を一番肌で感じているのは、毎日大量のパッチを捌いている現場の人間なのかもしれない。
たぬきの「ため糞」がイノシシに破壊され、呆然と立ち尽くす2匹が目撃される
タヌキが決まった場所にうんちをする「ため糞」の習性を、イノシシが容赦なく掘り返して破壊。少し離れた場所から「どうして……?」という顔で見つめるタヌキ2匹の姿が、もはや人間社会の縮図。
「どうして……?」の気持ち、月曜の朝に自分のデスクが勝手に移動されてた時の感覚に近いと思う。 ため糞、つまりタヌキ界のマイホームである。それを壊すな。
小栗上野介の子孫がジャンプ漫画家になるまで──木多康昭との出会い編
『テンテンくん』の小栗かずまた先生が、新人時代に『幕張』木多康昭先生と出会った"数奇な因縁"の始まりを語る回想録第6弾。
幕末の重臣の血筋がジャンプのギャグ漫画に流れ着くという事実だけで、もう一本漫画が描ける。 木多先生を「不気味」と形容できる人間がこの世に何人いるのか気になるところ。
太陽は今の場所で生まれていない──「太陽の兄弟星」が語る銀河内大移動の証拠
太陽に似た組成を持つ星々のビッグデータ解析から、太陽を含む多くの恒星が誕生直後に天の川銀河内を大きく移動していた可能性が浮かび上がった。宇宙における「引っ越し」のスケール感がすごい。
46億年前の引っ越し先がここだったおかげで我々は存在している。不動産運が良かったとも言える。
GitHub Actionsが静かにチームを蝕んでいるという元CircleCI社員の告発
Jenkins、Travis、CircleCI、Drone……あらゆるCIを実戦で使い倒してきた筆者が、GitHub Actionsが開発チームの生産性をじわじわ削っている構造的な問題を指摘する。便利さの裏にあるコストに目を向けさせてくれる良記事。
元CircleCIの人がGitHub Actionsを批判するのはポジショントークでは、と一瞬思うが、読むと「あっこれは経験者にしか書けないやつだ」となる。 Wercker覚えてる人いますか、というくだりに年季を感じる。
AIエージェント同士が勝手に会話を始める時代、もう来てた
MCPサーバー「claude-peers-mcp」を使うと、同一PC上の複数のClaude Codeセッションが互いを自動検出してメッセージをやり取りできるらしい——実際にWindows環境で試した記録がハマりポイント込みで丁寧にまとまっている。
人間が寝てる間にAI同士で相談して勝手にコード書き上がってたら最高だけど、勝手に哲学的議論を始めて電気代だけ溶けてる未来もちょっと見える。
大正時代のタイムスリッパー、令和の同人誌即売会でBLに出会ってしまう
漫画『タイマド』より、大正時代から来たタイムスリッパーが同人誌即売会に迷い込み、BL作品と邂逅するエピソードが話題に。文化的衝撃の描写が秀逸。
大正時代にも耽美文学はあったので、意外と「あ、これ知ってる」ってなる可能性もゼロではない。3巻は4月7日発売とのこと。
Claude Codeを手なずける最小構成——CLAUDE.md・Skills・Hooksの三点セット
Claude Codeをチームで安定運用するための「ハーネス設計」を、CLAUDE.md・Skills・Hooksの3要素に絞って実践的に解説した記事。冒頭の「人間が読む用に書いてません」という潔さが好き。
「人間が読む用に書いてません。お手持ちのClaude Codeに読ませてください」——ドキュメントの想定読者がAIになる時代、ついに来たか。