ファイルを一切触らずに"人質"を取る――Windows NT 3.1から眠っていたSMBの落とし穴
ファイルを暗号化せずにランサムウェア同様の被害を生む概念実証「GhostLock」が発表された。悪用されるのはWindows NT 3.1時代から存在するSMBの仕様で、30年以上の眠りから覚めた古参バグの破壊力に注目が集まっている。
海上保安庁、マイクラで日本の海底地形を丸ごと再現して無料配布
海上保安庁が実際の海底地形データをもとに『マインクラフト』のワールドを作成し、Java版・Bedrock版で無料公開した。東京湾からマリアナ海溝まで、ブロックの海を本気で航海できる。
BitLockerに「意図的なバックドア」疑惑、発見者が主張する脆弱性"YellowKey"の深刻度
Windowsのディスク暗号化機能BitLockerをすり抜ける脆弱性「YellowKey」が報告され、発見者はこれを単なるバグではなく「意図的なバックドア」だと主張している。
AI生成率75%の開発現場で、エンジニアたちが静かに失いつつあるもの
「LaravelのAPI実装方法を忘れた」——AIコーディングを強制導入された現場から漏れ出す、生産性の数字には表れない"技術力の空洞化"という深刻な副作用。
Suica、ついに「かざす」すら卒業へ──UWB改札でウォークスルー時代が来る
JR東日本がUWB(超広帯域無線)技術を活用した"タッチ不要"の改札機を披露。ポケットにスマホを入れたまま通過できる未来が、いよいよ現実味を帯びてきた。
価格.comと食べログがスウェーデンへ――カカクコム約5900億円の大型買収
スウェーデンの投資ファンドEQTがカカクコムの全株式を約5900億円でTOBすると発表した。「AI戦略の加速」が名目だが、日本の口コミインフラがごっそり海外資本の傘下に入ることの意味は、金額以上に大きい。
高木浩光氏が警鐘――個人情報保護法改正案に2001年「メディア規制」の亡霊を見る
高木浩光氏が個人情報保護法改正案の条文を精読し、報道・学術活動を萎縮させかねない重大な欠陥を指摘している。2001年の「メディア規制法案」と同じ構造の問題が再来しているとの分析は、立法過程の透明性を改めて問うものだ。
DuckDBがついにクライアント・サーバー構成へ――新プロトコル「Quack」の狙い
組み込み型を信条としてきたDuckDBが、HTTP上で動く独自プロトコル「Quack」によりクライアント・サーバー構成と複数同時書き込みをサポートした。「シンプルに始めて必要なとき拡張する」という設計哲学がそのまま通信層にも持ち込まれた形だ。
PythonっぽいけどPythonじゃない――AI特化言語「Mojo」がベータ版に到達
Modular社が開発するPythonライクなAI高速言語「Mojo」がベータ版に到達し、年内の正式リリースに向けて動き出した。Pythonの書き味を残しつつネイティブ級の速度を狙うという、欲張りだが需要のど真ん中を突く設計思想に注目したい。
Raspberry Pi 5搭載の横長サイバーデッキ、$282で現実に
Raspberry Pi 5に5インチ1920×720の横長タッチディスプレイを載せたLinuxサイバーデッキ「Pi Slate」がCarbon Computersから発表された。282ドルからという価格設定で、SF映画の小道具だったサイバーデッキがいよいよ日常に近づいてきた。
非公開AIモデルを「論文だけ読んで再現してみた」22歳の力業
Anthropicが非公開にしている「Claude Mythos」のアーキテクチャを、公開論文だけを手がかりに推定・再構築したオープンソースプロジェクト「OpenMythos」が登場した。主導するのは22歳のKye Gomez氏で、7.7億パラメータという小規模構成ながら13億パラメータ級の推論性能を実現しているという。
Windows 11のBitLocker、回復環境WinRE経由で暗号化を素通りできる問題
Windows 11のBitLockerが、標準搭載の回復機能WinREを経由して回避できる可能性が浮上した。研究者が「異常」と評した手法の詳細と、暗号化していたはずのPCが実は開け放題だったかもしれないという不穏な話。
NGINXに18年間潜んでいた致命的な脆弱性、CVSS 9.2で発覚
NGINX Plus/Open Sourceに18年間存在していたヒープベースのバッファオーバーフロー脆弱性が発見された。細工されたHTTPリクエストでワーカープロセスのクラッシュやリモートコード実行が可能になるという、静かに眠っていた爆弾。
Claude Codeの「Agent View」で複数エージェントを1画面に束ねる
Claude Code v2.1.139で追加された新機能「Agent View」を早速試したレポート。バックグラウンドで走る複数エージェントを一元管理できるようになり、並列作業の見通しがぐっと良くなる。
CAPTCHAは「破られること前提」で25年間生き延びてきた
AIが画像認識も文字読み取りも人間以上にこなす時代に、なぜCAPTCHAはまだ存在しているのか——その問いに対する答えは「突破されるたびに形を変えてきたから」というしぶとさにあった。セキュリティ研究者・菊池浩明教授が語るCAPTCHAの過去・現在・未来。
NGINXのrewriteに深刻な脆弱性「NGINX Rift」——影響範囲と確認すべきこと
NGINXのrewriteモジュールに公開されたCVE-2026-42945、通称「NGINX Rift」について、影響条件・確認方法・当面の対策が簡潔に整理されている。世界中のWebサーバの相当数がNGINXで動いていることを思うと、落ち着いて読むべき記事。
薬物でキメてる間に変えたパスワード、11年後にAIが解き明かす
薬物でハイになっている最中にパスワードを変更し、40万ドル相当のビットコインにアクセスできなくなっていた男性が、AnthropicのClaudeの助けを借りて11年越しにパスワードを復元したという、教訓なのか武勇伝なのかよくわからない話。
Valveの新型Steam Controller、落とすと悲鳴を上げる仕様
Valveが発表した新型Steam Controllerには、落下を検知すると「アアアアァーッ!」と悲鳴を上げる機能が搭載されているらしく、ゲーマーの物理的な怒りに対してコントローラー側が先にキレるという新しい関係性が生まれている。
発表から9年、パトレイバー新作「EZY」がついに劇場へ——出渕裕監督が語る"らしさ"の正体
2017年の制作発表から約9年、パイロットフィルム公開からも4年を経て、ようやく劇場公開にたどり着いた「機動警察パトレイバー EZY」について、出渕裕監督が「無駄」や「お荷物」への愛というシリーズの核心を語るインタビュー。
プリンストン大学、133年続いた「試験中に教授退室」の伝統をAIカンニングで終了
1893年から守られてきた「教授は試験中に教室を離れ、学生は不正をしないと誓う」という名誉規定が、小型デバイス+AIの前にあえなく崩壊した。