カニを消したら海面が上昇した——ゲーム開発における因果関係の闇
開発初期に「なんとなく」置いたカニのデータを消したら世界の水位が永遠に上がり続けるバグが発生、原因を辿ると想像を超える設計の闇が待っていたという話。
自費出版の闇と光──ガソスタ社長の自伝に眠っていた原爆直後の一次資料
自費出版には詐欺まがいの業者も絡む暗い側面があるが、一方で誰にも注目されない市井の自伝にとんでもない歴史的記録が紛れ込んでいることもある、という話。静岡のガソリンスタンド社長の記念本に、原爆投下直後の暁部隊の行動記録がしれっと載っていたというのだから、資料の神は気まぐれだ。
『ドラゴンボール』初期設定画が米国オークションに出品──鳥嶋和彦氏も真贋に言及する事態に
鳥山明による『ドラゴンボール』の初期設定画らしきスケッチが米オークションハウスに出品され、ファンの間で真贋論争が勃発。ファンクラブ会長の逝去に伴う遺品整理が出品経路とも噂され、マシリトこと鳥嶋和彦氏まで言及する騒ぎになっている。
Codexにゲームを7本作らせてみた──AIの「すごさ」と「ここまで感」の境界線
OpenAIのコーディング環境Codexにゲームを7本作らせて、その実力と限界を検証した記事。GPT-5.5で自律的な完成能力がさらに上がったとはいえ、「作れる」と「面白い」の間にはまだ人間が埋めるべき溝がある。
AIにコードを書かせる時代の「秘密の漏洩」を防ぐ4層の壁
顧客向けマニュアルにパスワードを直書きしてコミットしてしまった痛恨の失敗から、git hookやCI、シークレットマネージャーまでを組み合わせた4層防御を整理した実践的な記事。AI時代だからこそ、人間の注意力ではなく仕組みに頼ろうという主張は地味だが正しい。
ゲームを取り上げれば子供は健全になる、とは限らないという研究
ユトレヒト大学の研究が、長時間ゲームする思春期の子供からプレイ時間を削っても心理的健全性が改善するとは言えない可能性を示した——ゲームが「逃げ場」として機能している場合があるからだ。
人間 vs. 人型ロボット、10時間荷物仕分け対決の結末
米Figureが人型ロボット「Figure 03」と人間の荷物仕分け10時間耐久マッチを生配信で実施、その勝敗やいかに。
Cloudflareが「攻撃者の目線」でセキュリティ特化LLMを自社インフラに放った結果
Cloudflareがセキュリティ特化のLLMを自社インフラ上で数カ月間テストし、脆弱性の発見と攻撃者側のAI活用の実態を探った「Project Glasswing」の報告。
ダンダダン最新話、オカルティック青春は止まらない
TVアニメ第3期の制作も決定した龍幸伸のオカルティック青春物語『ダンダダン』、最新第234話が公開。幽霊もUFOも関係なく、毎週の更新が一番の超常現象かもしれない。
高度化するAIに政府が本腰、セキュリティ対策パッケージ「Project YATA-Shield」を発表
Claude Mythosなど高度化したAIモデルの登場を受け、政府が重要インフラ事業者やソフトウェアベンダー向けにセキュリティ対策パッケージ「Project YATA-Shield」を発表し、注意喚起を行っている。
170人超の作家・批評家が選んだ「史上最高の小説100選」、あなたは何冊読んだことがありますか
The Guardianが小説家・批評家・学者ら170人以上にアンケートを実施し、「史上最高の小説100選」を発表した。こういうリストは「入っていない作品」で盛り上がるのが恒例行事でもある。
AIが書いたマージリクエスト、レビューする人間のコストを忘れていませんか
AI生成コードのマージリクエストが増える一方で、レビュー負荷やセキュリティリスクという「見えないコスト」が膨らんでいる現状を、GitLabの調査データをもとに整理した前編。
任天堂の新作アプリ「ピクトニコ」、写真を使って遊ぶミニゲーム集が登場
任天堂がスマートフォン向けに新作アプリ「ピクトニコ」を発表。自分の撮った写真を使って遊ぶミニゲーム集で、基本無料・一部ゲームパックは有料という構成になっている。
Steam無料ゲームにマルウェア混入——プラットフォームの審査をすり抜けた巧妙な手口とは
Steamで無料配布されていた『Beyond The Dark』にマルウェアが仕込まれていたことが発覚し、現在はストアから削除済み。Steamの審査プロセスすら通過する狡猾な手口が問題視されている。
「ポンコツ」だったM365 Copilotが化けた話──GPT-5で何が変わったのか
導入当初は「期待外れ」「ライセンスだけ配って誰も使わない」と散々だったMicrosoft 365 Copilotが、GPT-5搭載を転換点に評価を逆転させつつあるという報告。秘訣は「プロンプト職人」をやめて業務フローに溶け込ませることらしい。
「AIで電力需要が爆増」は本当か? 発電大手Jパワー社長が語る報道との温度差
データセンターの電力消費が急増するという報道が相次ぐ中、発電大手Jパワーの社長が「実態は報道ほど過熱していない」と冷や水を浴びせた格好の記事。数字の出どころを吟味せずに騒ぐ前に、供給側の肌感覚にも耳を傾けたい。
NotebookLMの学習ノート作りをCodexで自動化する試み
NotebookLMに食わせるリソースの収集・整理をCodexで自動化し、学習用ノートを効率的に構築する方法を紹介した記事。AIで調べてAIに学ばせるという入れ子構造がいかにも2026年らしい。
Rufus 4.14、Microsoftが勝手に入れてくるアプリを除外してOSをセットアップ可能に
ブータブルUSB作成の定番ツールRufusが更新され、Windowsセットアップ時にMicrosoftが強制インストールする不要アプリを除外できるようになった。ユーザーが望んでいないものを入れるほうに問題があるのだが、対策ツール側が進化し続けるこの構図はもはや様式美である。
マルタが全国民にChatGPT Plusを無料配布──ただしAI講座の修了が条件
人口50万人強の島国マルタが、OpenAIと提携して全国民にChatGPT Plusを1年間無料提供するという世界初の試み。AI講座の修了を条件にしている点が抜け目なく、「配って終わり」にしない設計になっている。
「米をもっと作ればよかったのでは?」──江戸の農民がそうしなかった切実な理由
年貢で米を取られるなら米をもっと作ればいいじゃない、というシンプルな疑問に対し、水田の整備・水利の共同管理・気候リスクといった稲作の前提条件を丁寧に解きほぐしたまとめ。雑穀は「劣った代替品」ではなく、米が作れない土地でのサバイバル戦略だった。